午前中の分科会につづいて、昼食時ラウンジでの映像上映そして全体会がありました。コミュニケーションアート・街並み絵巻プロジェクト」笠尾 敦司(東京工芸大学),「私たちが等身大で向き合う平和~芸術を通して~」島田 奈津希(ボランティア・市民活動学習推進センターいたばし)・高橋 眞菜(いたばしピース芸術祭実行委員長),「フルクサス(Fluxus)パフォーマンス」Taylor Mignon(大東文化大学)と学生の3つがありました。参加者はのべ40名でした。神戸や京都、岩手からの参加者もあり、地域の方々や学生、研究者と多彩でした。
「構想集約ワークショップ ”銀河★星のゆりかご”」を長岡素彦さんの進行でおこないました。投げかけられたトピックの順に並んでみて、参加者のありようを実感することから始まりました。グループにわかれて、たがいの話しのなかから大事なことをフリップに書き、それを床に置いてみるというセッションを3回おこないました。 参加者はのべ40名。神戸や京都、岩手からの参加者もあり、地域の方々や学生、研究者と多彩でした。
長岡さんによる記事:リンク
2010年度大会によせられたふりかえり:
EPAは、<個>と<地球>のより良き未来を創造するための、貴重な<相互作用の場>という印象を強く受けました。素晴らしいポテンシャルを持った<個>の小宇宙が互いに共鳴し、フュージョンし、相転移を生みだし、新たな大宇宙が紡ぎ出されて行く。そのような<共鳴磁場>としての今後のさらなる活性化を期待したいと思います。
ワークショップでは一人ひとりが声を発する大切さを感じました。ご相談させてください、というような関係が、あちこちの場で生じているのを感じました。相談したり、相談されたりという多様な関係の網の目が結ばれたのが、今回の学会の大成果だと思います。
懇親会で交流ができるとよかったですね。来年度は、出欠をとるなどして、何とかか工夫して、できればと思います。また、国立女性教育会館や、丸木美術館などでワークショップをしたりしても楽しそうですね。そういう楽しい夢想ができるような大会になりました。力を出してくださった一人ひとりに心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
京都と兵庫から参加された宗田さん、リーさん、岩手からの佐藤さん、思い出横町の笠尾さん、いたばしピース芸術祭の発表をなさったお二人も、皆さん、これからのつながりを予感する素敵な方々でした。大学院生や学生さんたちも、積極的で、それぞれ力の入ったレジメも用意されて感心しました。全体にオーディエンスが少なかったのは残念ですが、これから(もう少し広く呼びかければ)、若い方々の発表の場、かつ今回の午後のような、多彩な企画の場として、充実させていけるのではないでしょうか。 これまでのジャーナルを見てみると、本当に多彩で深い内容があり、EPAが築いてきたものの貴重さを感じます。いろいろな人が様々なところで、力を出し合うような学会になるといいですね。