関係性の教育学会第12回大会

http://epajapan.jimdo.com/

日 時:2014年6月7日(土)13:15 - 16:45

会 場:武蔵野プレイス2階フォーラムA(JR武蔵境駅・南口)

    武蔵野市境南町2-3-18

    http://www.musashino.or.jp/place/_1205.html

参加費:500円(大学学部学生無料)

登 録:フォームにて

申し込み期日:6月5日(木)当日受付分も登録願います。

問合せ:epajapan@gmail.com

発表希望:日本語300字/英語30語で要旨を5月31日までに登録フォームに投稿してください。発表は10分です。

長岡 素彦

ESD学校研究会

学校と地域で使えるワークショップ「ESD持続可能な未来」

「持続可能な未来」は、小さな地域の発展から震災・環境破壊などをテーマに ESDを系統的学ぶプログラム・ワークショップです。2003年以来も多くのESDワークショップを行い、それらの集大成としつくられ たのがこの「持続可能な未来WS」です。この「持続可能な未来WS」は各地域や大学などで実施され、全国で行われてい るESDコーディネータープログラムの成果を取り入れて、さらにバージョンアッ プしています。ESDの総括年にあたり、今まで10年培ってきたノウハウでできたこの学校と地 域で使えるこのワークショップと、その実践内容について論じる。

 

 理

北星学園大学大学院社会福祉学研究科

キャリア教育の一環としての国際理解教育の実践

児童労働をテーマとした製菓衛生師養成校における授業を例に

近年、日本では国レベルでキャリア教育が推進されているが、就労のための個人的能力の習得や、狭義の勤労観・職業観の育成に焦点があてられがちである。グローバル化が進み、社会問題が国際的レベルで多様化・複雑化するなか、社会的公正の理念を持ち、職業を通じて多様な人びとと良好な関係をつくることを目ざす態度を養う教育実践が必要ではないか。本報告では、製菓衛生師養成校で実践した、カカオ生産における児童労働をテーマとしワークショップ形式の授業実践を取り上げる。そこから、受講生が、専門職の社会的役割と社会問題の接点を見出し、国際的な視野の中で職業について考察を深めることを目ざしたキャリア教育の方向性を提起する。

 

伊藤 通子

東京大学

デンマークとPBL

問題に基づいた学び、Problem- Based Learning(PBL)は、世界各国の幼児教育から大学までの各段階において様々な研究成果や実践が報告されている.カナダの医学教育から発生した一般的PBLは、構成主義理論に基づいた個の能力育成に焦点が当てられることが多いが、デンマークのPBLは社会変革までを視野に入れた学びとなっており、状況的認知論の色合いが濃い。それは、グルントヴィの哲学を基に「多様性、参加、公正、選択の自由、主体性」を重視した形でデンマーク社会に根付いている。福祉とグリーン成長戦略の国づくりの根幹に、国を挙げて取り組まれるPBLがあるといわれる。デンマークの基礎教育から高等教育までの視察結果を報告し一考察を加える。

Problem/Project-based Learning (PBL) is an educational strategy. In Denmark, innovation has been driven by PBL. (Nakajima 2012) This time, I introduce a survey of PBL (student-centered education) developed in Denmark.

 

Cheiron McMahill

Daito Bunka University

Internationalizing the Business Curriculum at Daito Bunka University

I will share the preliminary results of our attempt to offer an International Business Open Lecture Series in English to the DBU community. I hope others can learn from our struggle and results.

 

Darrell Moen

http://dgmoen.net/blog/

Shibaura Institute of Technology

"Challenging Empire"

 The focus of my presentation will be on our responsibility as intellectuals (broadly defined) to expose our students, colleagues, family, and friends to critical and dissident perspectives of history, international relations, and contemporary social issues so they can be informed, critical thinkers willing and able to struggle together with others to create a society based on such universal principles as peace, social economic justice, and human rights.

日本語でのエッセイです。

わたしを変えたベトナム戦争体験

Vietnam War experience 

http://dgmoen.net/blog/free4alll/essays/moen_vietnam.pdf

真の国際貢献を考える—自衛隊を送るかわりに何をすべきか http://dgmoen.net/blog/free4alll/essays/influence-formulation.pdf

On human trafficking, fieldwork in Thailand in 2012

(http://dgmoen.net/blog/free4alll/essays/Sex_slavery-Japan.pdf)

 

DAVID A. HOUGH

COLLEGE OF THE MARSHALL ISLANDS

I will briefly thumbnail how for the past year at the College of the Marshall Islands, I have attempted to engage my students in deconstructing received colonial knowledge.  The Marshall Islands, while minimally independent, is still very much a colony of the U.S.  Marshallese know this and resent it but feel marginalized.  It is possible, however, to move from banking education to deconstruction, hope and action.  I will describe how I have attempted to engage my students in this process.

 

石原 明子

熊本大学

東日本大震災後の地域や被災者間での分断や葛藤に対して、紛争変容の手法を用いて、その葛藤変容の支援をしてきたそのアクションリサーチについて発表する。

 

ブラッドリー・ジョフ/山西 敏博 / 松田 剛史[cancelled]