日本学術会議第 25 期新規会員任命に関する声明
内閣総理大臣は、日本学術会議が第25 期新規会員候補として推薦した105名のうち6名を任命しませんでした。そして、その理由については、十分にあきらかにしていません。これは、日本学術会議の独立性を損なうものであり、学問の自由をへの政治介入であり、日本国憲法の保障する「学問の自由」を侵害する重大な事態です。
このような政治権力による学会および研究者への圧力は、自由な議をそこない、不要な忖度や萎縮を引き起こすおそれもあり、深く憂慮します。関係性の教育学会は、内閣総理大臣に対して学問の自由を保証し、任命を拒否した理由をあきらかにし、任命拒否を撤回することを求めます。
関係性の教育学会